?[uO ›  メディカルエステあらかき-美の処方箋ー › サプリメント › 医療用大麻は禁止ですが日本で使用可能のCBDオイルでも効果は得られます。

2016年05月03日

医療用大麻は禁止ですが日本で使用可能のCBDオイルでも効果は得られます。

先月4月28日にあった「山本医療大麻裁判」の行方を興味深く見守っています。

山本さんは末期ガンで余命1年以内と宣告されました。

抗がん剤など様々な治療を行っても進行は止められず、

深刻なのは抗がん剤の副作用でどんどん体調が悪化したことです。


打つ手はないのか?とインターネットで調べたところ

海外で使われている医療用大麻の情報を得ますが

日本ではたとえ医療用でも大麻は禁止。

(と言っても禁止されたのは第二次世界大戦後、米軍によってですが)

自宅栽培して使ったので逮捕されてしまいました。


陶酔作用のある成分と治療用に使う鎮痛成分は、同じ大麻ですが異なります。

陶酔作用がTHC、疼痛作用はCBD(カンナビノイド)です。

医療用大麻は禁止ですが日本で使用可能のCBDオイルでも効果は得られます。

癌患者には、癌そのものに対する治療、たとえば痛み抑制を行って欲しいのに

血圧や動脈硬化、感染症防止、胃薬などが大量に処方されるケースが多いです。

読書してるとそばで寝る19歳の老猫みかん

医療用大麻は禁止ですが日本で使用可能のCBDオイルでも効果は得られます。

お弁当は清明祭の残り物でアレンジ


大麻は麻の仲間。

麻は今ではスーパーフードとして注目されていますよね。

ヘンプオイル、ヘンプシードは麻から作られたものです。


さて末期ガンだった山本さんは、大麻で痛みから解放されただけでなく

がん細胞そのものも小さくなって経過良好です。

非常に興味深いのは人の細胞にはCBDの受容体があるということです。

受容体がある!というのは体内が必要としている証ですね。

単に脳に作用して疼痛緩和するだけでなく、

免疫機能を向上させ抗がん作用システムにスイッチが入るようです。


日本でガンの疼痛緩和に使われているのは「モルヒネ」ですが

モルヒネには耐性があり、次第に効果が減弱していきます。

とろこがCBDには耐性が起こらないんですね。


米国の「てんかん治療」に非常に効果的だという論文から院長も興味を持ち

なんとか工夫してみましたが「大麻法」の壁で難しく

で、食品として輸入可能なものがCBDオイルだったわけです。


もちろん単にヘンプオイルのレベルだと病態に対する効果を得るのは難しいので

CBDオイルが高濃度に配合された舌下タイプの濃縮オイルを輸入しています。


CBD学会を立ち上げ、医療用大麻に好意的な医師に協力を仰ぎ

様々な症例を集めている途中ですが

本当にその効果の大きさに驚いています。

わずか1歳半の子のガンにもつかってみましたが、非常に良い結果。

危篤状態と言われたお姑さんも、危機を脱出できました。


時々、国会から呼び出しがかかって、院長は講義に出かけていきます。

現状の法規制だと、山本さんは法を犯したことになりますが

医療用大麻の有効性で考えると現行の法そのものを検討する時期にきています。


大麻は戦前は広く日本国内でも栽培され、日常生活で使われてきました。

かつての日本でも治療に使われていたんですよね。

CBDオイル取り扱っています。


同じカテゴリー(サプリメント)の記事

この記事へのコメント
このCBDオイルが沢山の効果がありADHD、自閉症にも効果があると他で見ました。副作用も殆んどないと…。新垣先生のところではどういう方に処方されるんですか?
Posted by はなはな at 2016年05月03日 05:53
新垣先生
毎日のように拝見し、目からウロコの勉強になることが沢山で、このブログにとても感謝しています!
さて、CBDオイルのことで質問させて頂きたいのですが、実は兄がベンゾジアゼピン症候群で、もう何ヶ月も苦しんでいます。
薬は一切断ち、ひたすら抜けるまで耐えていますが以前、この症状を緩和できるのは唯一麻薬だけだと何かで読みました。

もしやCBDオイルでも効果はある?
だとしたら費用はどのくらいか?

できれば先生の所へ連れて行きたいところなのですが、自宅は東京です。
少し難しい質問かもしれませんが、お分かりになりましたらお教え下さい。
Posted by 石川愛 at 2016年05月03日 11:53
発達障害や、自閉症にも効果があるようですが、新垣先生も処方したりするんですか?
Posted by はなはな at 2016年05月06日 03:53
石川様

東京でもCBDを扱っている医療機関はいくつかありますが、
ほとんどが癌治療です。
離脱症状を専門的に見ながらCBDを処方出来るところは今のところ少ないのが現状です。
分子栄養学の先生方にも興味を持っていただき、導入する医療機関は増えつつあります。
自由に購入できますので、ご興味があれば試してみるのも良いかと思います。
Posted by 新垣弘美新垣弘美 at 2016年05月07日 16:20
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。