メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

茶碗蒸し風（和風っぽい）

大量の唐辛子で炒めた鶏肉とえび、唐辛子満載ですがあまり辛くない

手掴みOKでフィンガーボールつき（フレンチっぽい）

なんと中卒で中華レストランの見習いからのスタートだったこと。
父親から調理師学校へも行かせてもらえず、
調理のイロハは皿洗いをしながら必死に盗み見て覚えたこと。

脇屋さんは夫と同い年、私とも同年代なのですが、
私の同期で中卒で就職する友人は一人もなかっただけに
「高校へ行く友人たちが羨ましくて仕方がなかった」というくだりは
胸が締め詰められる思い。

脇屋さんが一躍、有名になったのは、中華をフレンチ風に仕上げたことです。
本来の中華料理はテーブルでの大盛皿からの取り分けです。
これを1人前ずつ、１品づつ、器や盛り付けにもこだわって
コース料理に仕立て上げました。

ありそうで無かった中華のコース料理。
しかも脇屋さんの代名詞、超高級食材の「フカヒレ上海風煮込み」に
なんとご飯をつけて、残ったスープに混ぜて食べてくださいとある。
日本でいう味噌汁にご飯、ラーメンスープにご飯の
ちょっとお行儀の悪い「ネコ飯」を美味しいから付けてみたのは
もう天晴れ！としか思えず、私も美味しくいただきました。

スタッフによると、脇屋さんが厨房でチャーハンのオーダーが入ると
フライパンを握ることもあるそうで、驚きました。
チャーハン！ですよ。
高級食材のなまこや北京ダックやフカヒレではなく、チャーハン。
世界的に有名なシェフになっても、おごることなく、
現場で基本的な作業もしっかり行う姿勢には尊敬ですね。
経営者として学ぶべきことがてんこ盛りでした。

脇屋さんの作るチャーハンも食べてみたいものです。