メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

パンにたっぷり蜂蜜やジャムをつけないと食べてくれない。

食事を食べないので仕方なくアイスやプリンを食べさせる。

泣きわめくので大人しくさせるためにお菓子を与える。

と言った内容が多いですね。


子供は本能のままで要求を出します。

理性や道徳心・倫理観で思考し判断し行動することはまだ未熟。

家庭生活の中で躾られることで少しづつ社会性を習得して行きます。

習得は「強化」が強いほど早く確実。

お菓子が欲しい→泣いて要求→ゲットできた→この方法が強化。

親が要求を受け入れ菓子を与えるほど砂糖依存は強くなります。


実は発達障害の息子も幼少期は菓子依存でした。

第二子出産で夫の実家に預けた数ヶ月で食事を取らなくなりました。

ママ、ママと泣くからお菓子。仕方なかったとお姑様。

朝食はプリン、昼食は菓子パン、夕食はアイスと言った生活で

便が白っぽくなったところでやっと皆が慌てました。

さて、菓子依存の息子を引き取ってからが本当に大変でした。

既に泣いてわめいて、頑として口を閉じ、食事を取らなければ

大人は根負けしてお菓子を与えることを学習していますからね。


このままでは息子の成長、特に脳機能の発達に支障をきたすので

食育は３ヶ月勝負できっちりリセットしました。

家には菓子類を置かない、おやつは果実・芋・おにぎりの類。

食事は家族全員揃って食べること。決して叱らないこと。

美味しいねを連発すること。食べたら褒めること。

子供は適応力が素早いですからね。あっという間に順応します。


食事の管理は年齢が低いほど親主導で行えます。

交友関係や社会情報が増え、自分の価値を主張する中学生以降は

親の管理は難しくなります。

中学生以降の子供たちには、ちゃんと説明して理解してもらい、

自己管理できるように仕向けます。

理解すると子供たちの方がしっかり糖質制限を実践できますよ。

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