2022年06月07日
睡眠サプリの使い分け、ナイアシンとメラトニンとCBD
体調不良・めまい・睡眠障害を訴えて数年ぶりに受診された男性Aさん。
コロナ過で経営は大変だったようで、無理がたたっての体調不良のよう。
とりあえず院長からは高濃度VitC点滴の案内が出ました。
ベッドにぐったり横たわるAさんですが「眠れない」と訴えました。
体は疲れているのに眠れない。寝てもすぐに目が覚める。
「熟睡感がまったくないんだよね、内科で睡眠薬を処方してもらうつもり」と。
コロナ過で経営は大変だったようで、無理がたたっての体調不良のよう。
とりあえず院長からは高濃度VitC点滴の案内が出ました。
ベッドにぐったり横たわるAさんですが「眠れない」と訴えました。
体は疲れているのに眠れない。寝てもすぐに目が覚める。
「熟睡感がまったくないんだよね、内科で睡眠薬を処方してもらうつもり」と。
睡眠障害栄養療法の基本も食事です。
睡眠の質を高めるのは・・・実はタンパク質です。
樹樹(中城村)の玄米定食、メインは魚
睡眠ホルモンのメラトニン
ボトル ¥6804(税込)
ストレスや疾患(癌など)などの睡眠障害にはCBDをご案内しています。
CBDブロードスペクトラム10% 30ml ¥25920(税込)
睡眠障害の辛さはわかります。
3日眠れないと気が狂いそうになりますよね。
Aさんには先にCBD、2~3日様子を見て効果がなければメラトニンを追加。
体調不良と睡眠障害の原因が「ストレス」だからです。
ストレスが精神面に与えるダメージは本当に大きいです。
ストレスが強すぎて興奮系の神経伝達物質が大量に分泌されると
リラックスのセロトニンの分泌は抑制されてしまいます。
アクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)は同時に踏めないのです。
とりあえずの緩和に作用するのがCBDですが、
万人にOKというわけではありません。効果を実感できない人もいます。
量依存でもありません。
でも使い続けると、いつのまにか不安感が和らぎ、いつの間にか寝ています。
メラトニンも非常に睡眠改善には効果的だと思います。
メラトニンは栄養素ではなく、睡眠を誘導するホルモンです。
セロトニンから代謝されます。セロトニン→メラトニン
リラックスしてセロトニンが分泌されるとメラトニンも分泌され眠りに落ちます。
メラトニンが非常に有効だと言うのは、自然な睡眠だということ。
この「自然な眠り」は免疫にとっても非常に重要です。
睡眠薬での眠りはメラトニンとは関係なく、睡眠中の体内システムは動きません。
人は寝ている時に細胞の修復、分裂、免疫細胞による免疫作用が発動します。
その指揮系統をするのがメラトニンなのです。
ところがメラトニンは日本ではサプリメントでも医薬品としても認可されていません。
国内販売製品がないので医師免許で海外から輸入しています。
ちなみに欧米ではメラトニンはサプリメント扱いです。
そのような背景から当院では基本的に受診された患者様に限定しています。
診察や栄養解析などで必要に応じてご案内します。
摂取量や摂取のタイミングは様子を見ながら調整していきます。
ナイアシンはメラトニン合成にもっとも必要な栄養素です。
栄養療法で睡眠障害のある時にもっとも優先するのはナイアシンです。
睡眠障害には第一選択の栄養素ですが、
ナイアシンが欠乏すると睡眠障害以外にうつ・皮膚炎・頭痛などもあります。
ちなみにナイアシン欠乏になる要因として
アルコール摂取や糖質過剰摂取・タンパク質不足・下痢があり、
背景にそれらの要因がある場合は改善も必要です。
たとえば低血糖によるナイアシン不足があれば
耐糖能異常の改善をしながらナイアシンを比重することで
睡眠障害を改善していきます。
長々と説明してしまいましたが、患者様の症状、原因、血液データによって
何を、どの順番で、どのくらい・・・と判断して使い分けしてるという事です。
3日眠れないと気が狂いそうになりますよね。
Aさんには先にCBD、2~3日様子を見て効果がなければメラトニンを追加。
体調不良と睡眠障害の原因が「ストレス」だからです。
ストレスが精神面に与えるダメージは本当に大きいです。
ストレスが強すぎて興奮系の神経伝達物質が大量に分泌されると
リラックスのセロトニンの分泌は抑制されてしまいます。
アクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)は同時に踏めないのです。
とりあえずの緩和に作用するのがCBDですが、
万人にOKというわけではありません。効果を実感できない人もいます。
量依存でもありません。
でも使い続けると、いつのまにか不安感が和らぎ、いつの間にか寝ています。
メラトニンも非常に睡眠改善には効果的だと思います。
メラトニンは栄養素ではなく、睡眠を誘導するホルモンです。
セロトニンから代謝されます。セロトニン→メラトニン
リラックスしてセロトニンが分泌されるとメラトニンも分泌され眠りに落ちます。
メラトニンが非常に有効だと言うのは、自然な睡眠だということ。
この「自然な眠り」は免疫にとっても非常に重要です。
睡眠薬での眠りはメラトニンとは関係なく、睡眠中の体内システムは動きません。
人は寝ている時に細胞の修復、分裂、免疫細胞による免疫作用が発動します。
その指揮系統をするのがメラトニンなのです。
ところがメラトニンは日本ではサプリメントでも医薬品としても認可されていません。
国内販売製品がないので医師免許で海外から輸入しています。
ちなみに欧米ではメラトニンはサプリメント扱いです。
そのような背景から当院では基本的に受診された患者様に限定しています。
診察や栄養解析などで必要に応じてご案内します。
摂取量や摂取のタイミングは様子を見ながら調整していきます。
ナイアシンはメラトニン合成にもっとも必要な栄養素です。
栄養療法で睡眠障害のある時にもっとも優先するのはナイアシンです。
睡眠障害には第一選択の栄養素ですが、
ナイアシンが欠乏すると睡眠障害以外にうつ・皮膚炎・頭痛などもあります。
ちなみにナイアシン欠乏になる要因として
アルコール摂取や糖質過剰摂取・タンパク質不足・下痢があり、
背景にそれらの要因がある場合は改善も必要です。
たとえば低血糖によるナイアシン不足があれば
耐糖能異常の改善をしながらナイアシンを比重することで
睡眠障害を改善していきます。
長々と説明してしまいましたが、患者様の症状、原因、血液データによって
何を、どの順番で、どのくらい・・・と判断して使い分けしてるという事です。
Posted by 新垣弘美 at 20:45Comments(0)
うつ・パニック・不眠症
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