メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

少ない栄養は必要なところ（血液・免疫・臓器など）に優先的に使い

髪の毛や爪など生命に関わらないところは後回しにします。


Aさんの血液検査はLマークの多いこと。

タンパク質量、アルブミン、尿素窒素、ALP、LD、ヘモグロビンがLマーク。

下限がないγ-GTPは何のチェックもないですが、10以下の深刻な低値。

ALTも10以下の低値、自分の栄養を作ることもできないほどの状態です。


「去年よりは食べてます」と言いますが、

過去の人間ドックの数値をみても変化がないので、食事量はまったく足りていませんね。


もうひとつ気になったのがピルの服用。

生理痛が辛いと言うことで、生理痛軽減のためにホルモン剤を服用していました。

女性ホルモンと髪の毛の寿命も関係がありまして

妊娠中は脱毛数が減り

出産後、授乳が減り、生理が始まると抜け止まっていた髪が一斉に抜けます。

産後脱毛症と言いますが、これと同じ状態がピル服用で起こります。

それも頭にいれて、自身の髪の毛の状態をしっかり把握することが必要です。


育毛剤・・・・どころではないとうこと。

生理痛の増悪も、栄養状態と関係しています。