メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

自己血ではなく、既製の再生医療製品として注目されているのが

人の胎盤や臍帯血です。

臍帯血には血液の元となる「幹細胞」が豊富なので

白血病や再生不良性貧血などの難治性の疾患に使われています。


今回は「乾燥ヒト羊膜」の再生医療治療薬を導入しました。

羊膜とは胎児を包む膜のことです。

ベビーコラーゲンや成長因子などが豊富に含まれているのだそうです。


PRP療法での頭髪治療を頻繁に行っていたAさんは

貧血傾向になってしまったのでPRP療法を一時中断していました。

「羊膜移植療法」を頭皮に行ってみたところ院長もびっくりの結果が得られたので

（全く毛がなかった部位から産毛発毛があったのです）

今後はPRP療法に変わる再生医療として導入していきます。


ちょっと女性の薄毛治療に期待しています。

最近、多嚢胞性卵巣症候群や甲状腺機能低下症による女性の薄毛患者が多いので。

特に多嚢胞性に関しては婦人科の治療を行っても

頭髪だけはなかなか改善が見られないないんですよね。

女性の薄毛にミノキシジル内服は効果があるのですが

体毛も濃くなってしまうと言う欠点もあるし、

この羊膜移植法が薄毛治療の希望となればと期待しています。