メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

脳は体内の５分の１ものエネルギーを使う臓器です。

エネルギーに必要な酸素が少なくなると脳機能は低下してしまいます。

めまいや立ちくらみ、頭痛、思考力の低下といった症状がそうですね。

貧血は学力にも影響します。計算力、記憶力、読解力、集中力などが低下。

成長期は男女とも鉄の需要が増すので、補充していた方がいいですよ。


受験等で栄養療法にこられる場合は、ビタミンB complexを第一選択します。

脳の神経伝達物質にはビタミンBを主に使いますので。

脳の活性酸素除去を担っているのがDHAです。

体内のDHAの大半が脳に存在します。

脳の血流改善にイチョウ葉エキスも効果的です。

イチョウ葉エキスは高齢者の記憶フォローサプリで有名ですが、子供もOK。


逆に脳機能を麻痺させてしまうのが「砂糖」です。

脳の主エネルギーは糖質ですが、糖質の種類を見極めることが必要です。

砂糖は急激に血糖値を上げ、急激に血糖値が下がります。

急激に血糖値が下がると脳はパニック状態になります。特にイライラ感。

ゆっくり血糖値を上げ維持できる低GI値糖質だと脳機能は安定して活動。

抵GI値糖質とは主食のこと。白米より玄米や雑穀が持続型エネルギーになります。

「脳の疲れに甘いもの」と言うのは、間違った解釈です。

砂糖を取ると血糖値が上がり、一時的に疲れが取れたように感じますが（錯覚です）

その後はどっと疲労が押し寄せます。

ちなみに疲労物質を除去してくれるのはビタミンBです。


受験には「脳の栄養」を食事でしっかりと取ることが大切ですね。