メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

家族性高コレステロールは、コレステロールの産生が遺伝的に多い。

コレステロールは中性脂肪とは異なる特徴があります。

コレステロールの80％は肝臓で作られ、余ったら再利用する仕組み。

捨てる・保管するというシステムではなくて（中性脂肪は貯めるが多い）

なので家族性の場合は、産生を抑えるか、再利用させないか（捨てる）

で対応する必要があります。


産生を抑える作用のある有効成分があの社会問題になった「紅麹」です。

麹菌から高コレステロール治療薬のスタチンが開発されましたからね。

原因は紅麹ではなく青カビ毒性でしたが、それでも風当たりは強い。


で、Aさんに「紅麹」か、それとも他のサプリが良いかを打診したところ

「紅麹」を選択してくれました。

３ヶ月間、服用した結果、見事にコレステロールは下がりましたよ！

しかも腎機能のクレアチニンまで改善しましたので。

＊高コレステロールが原因で高クレアチニンになることがあります。


Aさんは先日の人間ドックを受けてきました。

高コレステロール血症が一気に改善していたのは予想以上で大満足。

担当医から何か服薬したのかと質問されたので

「紅麹サプリをとっている」と答えたら、医師は非常に驚かれたそうで、

慌てて「栄養療法の病院の紅麹」と答えて少し安堵されたとか（冷汗）


家族性高コレステロールも栄養療法で改善できることを示すことができ

本当に良かったです。