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2015年12月25日

アレルギー対応除去食の難しさ・・・・

カニを食べて、突然、呼吸困難になり救急搬送されたことがあります。

本当に、あっという間に顔が腫れ上がり、まぶたも開かず、唇もたらこ唇で、息ができず

本当に怖かったです。

以来、甲殻類は避けるようにしています。

別に嫌いというわけではなく、食べようと思えば食べられますが

アレルギー反応の発赤、紅斑、掻痒、下痢などの症状がでると厄介なので避けています。

食事会のたびに、除去食を依頼するのは

なんとなく周囲に申し訳ない気持ちになったりするので

自分でアレルゲン食品を避けることで対応しています。


速攻型食物アレルギーIgE抗体は、食品が特定しやすいので、対応は容易かというと

実はそういうわけでもありません。

近頃は見ただけではわからない原材料として使われていることもあるので・・・。


アレルギー対応除去食の難しさ・・・・

福岡空港で見つけた面白いハガキ

久々に大受け!!

アレルギー対応除去食の難しさ・・・・

九州の新幹線はとても居心地がいいです。

自由席ですが、ゆったり感があってグリーン席のよう。

アレルギー対応除去食の難しさ・・・・

で、帰宅して目を通した新聞にアレルギーの記事が。


今日の琉球新報の記事には

「米粉パンケーキ」を食べたら小麦アレルギーが起きたとありました。

原因は、原材料の「植物タンパク」が小麦グルテンだったから。

メーカーによると「植物タンパク=小麦グルテンだから当社に非はない」とありますが、

え!その解釈は間違っていますけど!


植物タンパクには小麦グルテン以外にも、大豆タンパク、米タンパクとかいっぱいあります。

新垣で、腸管免疫4Rで使ってるウルトラインフラメックスというプロテインは

米たんぱく(ライスプロテイン)ですから。


小麦アレルギーの中でも重症のセリアック病の患者様がいて、

「麦芽糖」にも敏感に反応していましたが、これは原材料が麦という意味ではありませんので。


麦芽糖は「マルトース」と言って、ブドウ糖が2個繋がった二糖類です。

麦だけではなく、とうもろこしや芋からも作られます。

麦芽糖という名称は、大麦を発酵させたものに多く含まれていたから、らしいです。


なので、グルテンアレルギーがある人は、

何から作られた麦芽糖なのかを確認したほうが良いかもしれませんね。


日本人にはグルテンアレルギーは少ないですが、欧米では非常に多いので

グルテンフリー食品は今後増えてくると思います。






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Posted by 新垣弘美 at 01:45Comments(0) アレルギー
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