メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

食欲がなくなる、眠れなくなる、集中できなくなるなどの症状です。

気持ちを切り替えよう、気にするのは止めよう・・・と思っても体はそうじゃない。

脳の神経伝達物質の影響です。


ストレスを受けると脳ではノルアドレナリンやドーパミンが放出されます。

すると副腎からは抗ストレスホルモンのコルチゾールも分泌されます。

心拍数を上げ、血圧を上げ、血糖値を上げて、ストレスに対応できる環境にします。


ノルアドレナリンなどの交感神経優位だと、リラックスのセロトニンは放出されず、

結果、メラトニンも放出されず、不安感が増し、眠気は起こりません。

血圧が高く、血糖値も高いままだと、体は疲れていても深い睡眠にも入れません。

緊急事態だから緊急に備えた体内環境を作り上げてしまうのです。

寝るな、食べるな、すぐに行動できるように緊張しとけ！ってことです。


そのようなときに一番良いのは「呼吸法」かと思っています。

深呼吸ですね。「吸う」よりも「吐く」が重要です。

「吐く」は脳の交感神経を抑制します。心拍変動の改善に役立ちます。


栄養でやってはいけないのが「砂糖」の摂取です。

一時的に落ち着いたように思えますが、すぐに以前よりも増して興奮状態になります。


ナイアシンやビタミンCが興奮状態を抑制します。多めに摂取が良いです。

CBDは不安感抑制に素早く作用します。睡眠誘導もしてくれます。

食欲がなくても味噌汁は絶対取っていた方が良いですね。

味噌には乳酸菌、鰹節や煮干しにはアミノ酸、ビタミンB、DHAなどの栄養が豊富です。

脳にも腸にも必要な栄養が補充できるので、正常な状態に戻るのを助けます。

stand fm