メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

できれば患者様ご本人のご理解のもとに行ったほうが良いと思います。

ここ数日、末期癌の患者様が続きました。


余命数ヶ月と宣告されてから代替療法を希望された方。

癌の標準治療と並行して代替療法を希望された方。

最初から代替療法のみで闘病された方。


もっとも代替療法の良さを感じるのは、

ギリギリまで日常生活が送れることでしょうか。

これは海外で視察した末期癌患者施設でも同じでした。

体を痛めつけない最低限の治療（痛み緩和など）であれば

最後まで日常生活を送ることは可能だということ。


スイスの高齢者末期癌施設では抗がん剤は一切使わず

患者のQOLのみを最優先していました。

寝たきりは一人もなく、平均半年の入居。

亡くなる２週間前から食事量が減り、うとうと眠る時間が長くなり、

亡くなる前日まで会話はでき、静かに眠るように亡くなるのだそうです。


母の場合も、延命処置を断り、薬剤もできるだけ減らしていただき、

副作用の強い治療法はお断りし、拘束してまでの点滴も拒否しました。

家族の強い希望を何度も伝え念押ししなければならなかったですが。


自宅で母を3年間介護しましたが、自宅にいる間は認知もなく、

発病から平均余命を超える日々を最後まで尊厳を持って過ごせたのは

学んだ代替療法を駆使できたからだと思っています。

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