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2022年05月30日

パーキンソンのグルタチオン点滴・・・その後

当院でグルタチオン点滴を受けられて1ヵ月の患者様ですが、

効果はすぐに感じられたと連絡がありました。

静止時でも手足が勝手に動く「静止時振戦」が徐々に改善し

筋肉のこわばりによる発語障害も嚥下障害も少しずつ改善したそう。


良かったです。

グルタチオンは800mgからスタートして、今は2000mgです。

この中にビタミンB12やVitB6などを加えています。

パーキンソン病のカギとなるドーパミンの分泌に関与する栄養素です。

が、保険診療ではなく代替療法の範疇です。

パーキンソンのグルタチオン点滴・・・その後
学会のあったオークラホテルに宿泊、スタンダードでこの広さ、さすが!

パーキンソンのグルタチオン点滴・・・その後
部屋の窓から眺める久々の東京・・・人も多くて大都会です。

パーキンソンのグルタチオン点滴・・・その後
朝食。種類の多さに驚き。宿泊客も多くて大混雑でした。


パーキンソン病は難病指定です。

保険治療ではドーパミンを補う投薬治療がありますが治療は難しいです。

治療法は確立されたわけではなく、投薬やリハビリで経過観察が一般的。

患者様の場合も、治療を行っても症状はどんどん悪化してしまい

日常生活も困難になっていました。

何か治療法はないだろうか・・・・と探してグルタチオンに行きついたそうです。


グルタチオン療法は1996年にイタリアの医師が発表して注目されました。

比較的新しい治療法です。

パーキンソン病患者の血中グルタチオンが低いことがわかり、

グルタチオンを点滴で入れてみると症状が改善しました。

驚いたのは改善率が非常に高いこと。

なのに、日本では保険診療になりません。


グルタチオンは体内で作られる抗酸化ペプチドです。

*ペプチド:アミノ酸が数個、結合したもの

グルタミン酸・システイン・グリシンの3つのアミノ酸で作られます。

体内にある抗酸化成分でもかなり強力な抗酸化成分です。


パーキンソン病は

脳の炎症(活性酸素)によりドーパミン分泌が減少したと考えられています。

グルタチオンを大量に投与することで脳内の活性酸素を除去します。


難しいのはグルタチオンをサプリメントで十分量を取るのは難しいこと。

特にパーキンソン病に対しては点滴がもっとも効果的ですね。

解毒(ワクチン接種とか)や卵子の抗酸化にも有効です。

当院では高濃度ビタミンC点滴に追加して行っていますので、

ご希望の方はお申し出くださいね。

グルタチオン点滴(グルタチオン800mg+VitB) ¥4000(税込)

高濃度点滴にグルタチオン(800mg+VitB)を追加する場合 ¥2500(税込)



注射が苦手な方には舌下用のグルタチオン液体もあります。

ちなみに私は舌下タイプグルタチオンを使っています。

パーキンソンのグルタチオン点滴・・・その後
QSSのセミナーで購入したグルタチオン


パーキンソンのグルタチオン点滴・・・その後
学会の合間に近くの美術館へ。絵画鑑賞は3年ぶりです。




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Posted by 新垣弘美 at 21:07Comments(0) 代替療法
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