2025年05月07日
少しの圧迫で内出血・・・への栄養素
血圧測定器で圧迫しただけで上腕がアザになってしまう高齢のAさん。
内出血だけでなく、立ちくらみなどもありやや体調不良のご様子。
実はここ数年、血圧や動脈硬化の改善のために食事療法に取り組み、
体重は10kgも減量に成功したのだそう。
食事調査表を見ると「ご飯・味噌汁・野菜炒め」などのメニューが多く、
肉類の記載がほとんどありません。
「血圧と動脈硬化のために肉はやめて野菜中心にしました」とのこと。
その言葉通り、血液データはLマークの「低タンパク」でした。
内出血の原因も様々ですが、高齢者の場合は
血管壁が脆くなることで出血しやすい「老人性紫斑」があります。


内出血だけでなく、立ちくらみなどもありやや体調不良のご様子。
実はここ数年、血圧や動脈硬化の改善のために食事療法に取り組み、
体重は10kgも減量に成功したのだそう。
食事調査表を見ると「ご飯・味噌汁・野菜炒め」などのメニューが多く、
肉類の記載がほとんどありません。
「血圧と動脈硬化のために肉はやめて野菜中心にしました」とのこと。
その言葉通り、血液データはLマークの「低タンパク」でした。
内出血の原因も様々ですが、高齢者の場合は
血管壁が脆くなることで出血しやすい「老人性紫斑」があります。

昨日の朝ごはん。ほぼ残り物。

今日のお弁当
玄米・南瓜・チーズシソの卵焼き・麻婆茄子・ささみともやしの胡麻和え・玄米
病気ではなく加齢による血管壁の脆さなので
経過観察が主で特に治療はしませんが、
血管壁の脆さの原因に「低タンパク」など栄養不良もあります。
血管壁を作っているのが実はコラーゲンです。
コラーゲンといえば、皮膚の張りを作る真皮層が有名ですが
骨や軟骨、血管壁の主要材料としても使われています。
体のタンパク質の約30%がコラーゲンとして存在しています。
コラーゲンを作るときに必要なのが
タンパク質と鉄とビタミンCです。
貧血や、新鮮な果実や野菜の摂取が少ない、低タンパクがあると
コラーゲン産生が減り、血管壁が脆くなってしまいます。
歯茎から出血しやすい、採血すると青タンが出来やすいのも
コラーゲン不足が関係しているかもしれません。
野菜も素晴らしい食材ですが、野菜はあくまでも副菜です。
野菜だけでは体を構成する栄養素を十分に賄うのは難しいです。
体を構成する最も多い栄養素は「タンパク質」ですので、
高齢になってもしっかりタンパク質は摂りましょう。
老いてもソーキ汁・足テビチ・アバサー汁・三枚肉など食べてください。
コレステロールを下げるために肉を食べないという方が時々いますが
肉や卵をやめてもコレステロールは下がりませんので。
なぜなら食事由来のコレステロールは非常に少なく
大半(約80%)が肝臓で作られるからです。
コレステロールを下げるには、体外排出を促進する「食物繊維」を増やすことです。
サプリメントだとコレステロール合成を阻害するのが「紅麹」です。
Aさんは、検診でコレステロールは高いと注意されたようですが
検診などのコレステロール基準値は非常にシビアな基準値でして
検診などの上限:〜199
一般検査の上限:〜219
百寿など元気な高齢者のコレステロール平均値は健診の上限を超えていまして
元気な高齢者の平均:250〜270です。
Aさんは220ちょっとでまったく問題ない数値ですが、
検診ではHマークがつき注意されたようでした。
どうぞご安心してお肉を食べてくださいね。



経過観察が主で特に治療はしませんが、
血管壁の脆さの原因に「低タンパク」など栄養不良もあります。
血管壁を作っているのが実はコラーゲンです。
コラーゲンといえば、皮膚の張りを作る真皮層が有名ですが
骨や軟骨、血管壁の主要材料としても使われています。
体のタンパク質の約30%がコラーゲンとして存在しています。
コラーゲンを作るときに必要なのが
タンパク質と鉄とビタミンCです。
貧血や、新鮮な果実や野菜の摂取が少ない、低タンパクがあると
コラーゲン産生が減り、血管壁が脆くなってしまいます。
歯茎から出血しやすい、採血すると青タンが出来やすいのも
コラーゲン不足が関係しているかもしれません。
野菜も素晴らしい食材ですが、野菜はあくまでも副菜です。
野菜だけでは体を構成する栄養素を十分に賄うのは難しいです。
体を構成する最も多い栄養素は「タンパク質」ですので、
高齢になってもしっかりタンパク質は摂りましょう。
老いてもソーキ汁・足テビチ・アバサー汁・三枚肉など食べてください。
コレステロールを下げるために肉を食べないという方が時々いますが
肉や卵をやめてもコレステロールは下がりませんので。
なぜなら食事由来のコレステロールは非常に少なく
大半(約80%)が肝臓で作られるからです。
コレステロールを下げるには、体外排出を促進する「食物繊維」を増やすことです。
サプリメントだとコレステロール合成を阻害するのが「紅麹」です。
Aさんは、検診でコレステロールは高いと注意されたようですが
検診などのコレステロール基準値は非常にシビアな基準値でして
検診などの上限:〜199
一般検査の上限:〜219
百寿など元気な高齢者のコレステロール平均値は健診の上限を超えていまして
元気な高齢者の平均:250〜270です。
Aさんは220ちょっとでまったく問題ない数値ですが、
検診ではHマークがつき注意されたようでした。
どうぞご安心してお肉を食べてくださいね。

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Posted by 新垣弘美 at 23:37Comments(0)
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