2024年10月03日
肝臓に○○が溜まって肝硬変になりますので・・
以前、ブログで書いたかどうか、あやふやなんですが・・・
「肝機能が定期的に悪化を繰り返す」と言う60代女性Aさんの件です。
人間ドックで肝機能を注意され、頑張って糖質制限・飲酒制限をするとすぐに改善。
で、安心して、ちょっと食事を戻すとすぐに悪化して再検査になってしまう。
身内が肝硬変だったことから遺伝や体質を疑ってのご相談でした。
人間ドックや検診で一般的に肝機能をみる基本項目は「AST」「ALT」「γ-GTP」
の3つです。
人間ドックでは全てHマークの高値。食事制限すると全て基準値内に戻っています。
で、3ヶ月後にはまた全てHマークだったんですね。
実は肝臓の悪化度合いをみるもう一つ重要な検査項目があるのです。
「肝機能が定期的に悪化を繰り返す」と言う60代女性Aさんの件です。
人間ドックで肝機能を注意され、頑張って糖質制限・飲酒制限をするとすぐに改善。
で、安心して、ちょっと食事を戻すとすぐに悪化して再検査になってしまう。
身内が肝硬変だったことから遺伝や体質を疑ってのご相談でした。
人間ドックや検診で一般的に肝機能をみる基本項目は「AST」「ALT」「γ-GTP」
の3つです。
人間ドックでは全てHマークの高値。食事制限すると全て基準値内に戻っています。
で、3ヶ月後にはまた全てHマークだったんですね。
実は肝臓の悪化度合いをみるもう一つ重要な検査項目があるのです。
作り方も知りたいと言うリクエストがありましたので。
チャイはカルダモン・クローブ・シナモンを少し煮立たせ、水が少なくなったら茶葉、
茶葉が開いたら牛乳または豆乳を加えて温めます
チャイです。スタッフから頂いた読谷焼きカップで
昨日のお弁当、残り野菜で
柿が出てきて起きの気配。
「フェリチン値」です。
分子栄養学を学んでいる方なら「え!?フェリチン?」と思うかも。
鉄欠乏性貧血で鉄不足の重症度を確認する最終項目がフェリチンです。
貯蔵鉄を確認する時の検査項目です。
体内で鉄を貯蔵しているところが肝臓です。
肝硬変は「肝臓が硬く変化した状態」のことで、進行すると肝癌になります。
肝臓が硬くなるのは繊維化が原因ですが、繊維化を引き起こしているのが
肝臓に貯蔵されている鉄、フェリチンです。
肝機能の重症度はその「フェチチン値」で推し量ることができます。
Aさんのフェリチン値はHマークの高値でした。
糖質制限や飲酒制限を行うと、肝機能の細胞分裂亢進が落ち着いてきて
AST・ALT・γ-GTPは早々に改善しますが、肝臓に溜まった鉄はそのままなので
安心して糖質や飲酒を開始すると、すぐ悪化してしまうのですね。
フェリチン値を下げるためには肝臓に必要な栄養素を補充することです。
基本がビタミンB、ビタミンA・ナイアシン・EPAなどもご案内しました。
フェリチン値がやや改善したところで、コロナ明けの旅行や会食が続き
少し羽目を外されたようでして・・・(苦笑)
もしかして悪化したかもとご本人は恐る恐る採血に来られましたが
「AST」「ALT」「γ-GTP」全て基準値内で悪化はありませんでした。
肝機能はフェリチンさえしっかりコントロールしておけば、
悪化は防げると言うことです。
肝機能障害の把握に欠かせないフェリチンですが、なかなか保険診療では
検査することが難しい項目です(保険診療が通らない)
自費でも500円程度ですので、慢性的に肝機能障害で注意される方は
追加項目で検査することをお勧めします。
次回で最終回です。
分子栄養学を学んでいる方なら「え!?フェリチン?」と思うかも。
鉄欠乏性貧血で鉄不足の重症度を確認する最終項目がフェリチンです。
貯蔵鉄を確認する時の検査項目です。
体内で鉄を貯蔵しているところが肝臓です。
肝硬変は「肝臓が硬く変化した状態」のことで、進行すると肝癌になります。
肝臓が硬くなるのは繊維化が原因ですが、繊維化を引き起こしているのが
肝臓に貯蔵されている鉄、フェリチンです。
肝機能の重症度はその「フェチチン値」で推し量ることができます。
Aさんのフェリチン値はHマークの高値でした。
糖質制限や飲酒制限を行うと、肝機能の細胞分裂亢進が落ち着いてきて
AST・ALT・γ-GTPは早々に改善しますが、肝臓に溜まった鉄はそのままなので
安心して糖質や飲酒を開始すると、すぐ悪化してしまうのですね。
フェリチン値を下げるためには肝臓に必要な栄養素を補充することです。
基本がビタミンB、ビタミンA・ナイアシン・EPAなどもご案内しました。
フェリチン値がやや改善したところで、コロナ明けの旅行や会食が続き
少し羽目を外されたようでして・・・(苦笑)
もしかして悪化したかもとご本人は恐る恐る採血に来られましたが
「AST」「ALT」「γ-GTP」全て基準値内で悪化はありませんでした。
肝機能はフェリチンさえしっかりコントロールしておけば、
悪化は防げると言うことです。
肝機能障害の把握に欠かせないフェリチンですが、なかなか保険診療では
検査することが難しい項目です(保険診療が通らない)
自費でも500円程度ですので、慢性的に肝機能障害で注意される方は
追加項目で検査することをお勧めします。
肝臓への基本栄養素はビタミンBです
重症度に合わせてビタミンAや亜鉛などを追加していきます。
CBD ブロードスペクトラム 10% 30ml ¥25920(税込)
CBD問合せ TEL:098-897-0112
次回は10月27日(日)10:00~11:30
最終回は実際の血液データからの栄養素読取りの基本をお話しします。
現地参加者には毎回、試飲サプリをご提供しています。
現地参加は人数制限がありますのでご了承ください。
遠方の方はZOOM受講をお申し込みください。
受講申し込み TEL 098-897-0112
Posted by 新垣弘美 at 23:26Comments(0)
血液検査分析
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