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2021年12月14日

16時間断食と12時間内食事、違いは大きいですよ

臨床栄養協会のネット配信セミナーで

今、流行りの「16時間ダイエット」についてもちょっと触れていました。

結構、患者様にもトライしている方が多くて、私も困っていました。

血液データは悪化していたからです。


16時間ダイエットとは、1日に16時間の絶食時間を作ること。

16時間の絶食だと必然的に1食は抜いて2食になります。

夜8時に夕食を取ると16時間後は昼12時になります。

なので、朝食抜きの2食ということ。

16時間断食と12時間内食事、違いは大きいですよ
朝食です。仕事復帰したので5時に起きて30分ヨガのあと朝食。7時にでます。

16時間断食と12時間内食事、違いは大きいですよ
患者様がお花を届けてくれました。ありがとうございます。
祈ってましたと言われて本当にありがたく思いました。




健康な方がバランスよい2食の16時間断食なら問題ないかもしれません。

でも、実践する方のほとんどが肥満や耐糖能異常があるので

2食というのが逆に太りやすく・耐糖能異常も悪化しやすくなっています。


痩せるために絶食すると、逆に飢餓状態から脂肪を溜めやすくなります。

空腹時間が長いと食後高血糖は悪化しやすいです。


推奨していたのが「12時間内食事」でした。

3食を12時間内に摂りましょう・・・というもの。

午前7時に朝食を取れば、夕食は午後7時までに済ませる。

これだと3食取って12時間の絶食ができます。


ダラダラ食べてしまうのは良くありませんが

欠食したり空腹時間が長すぎても良くないという事。

バランスよい食事を12時間内で済ませることが胃腸に負担なく

カロリー摂取とエネルギー消費ができると思います。


特に耐糖能異常(低血糖や糖尿病予備軍)は

欠食や長時間絶食で悪化します。

朝食を欠食した場合の睡眠中の血糖値についても触れていました。

睡眠中の血糖値は低めに安定するのですが(低燃費状態)

耐糖能異常があって朝食を欠食すると睡眠中の耐糖能が調節できず

低血糖になって動悸や息苦しさが起きてしまいます。


断食(ロングファスティング)とは異なりますので。

3日以上の断食を行った場合は、逆に耐糖能異常は改善されます。

糖尿病改善であれば長期断食(当院では6日間を推奨)が良いですね。

16時間断食と12時間内食事、違いは大きいですよ

ダイエットや糖尿病改善にはビタミンBは必須です。
亜鉛はインスリンの材料に使われます。
ギムネマは食前にとって糖の吸収を抑えます。


ラジオ沖縄 ゴーインにマイウェイ(新垣担当)

12月20日20:00~21:00

コロナ後遺症関連と睡眠と免疫について話します。



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