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2020年05月22日

私が何に決別して、何を選んだのかと言うこと

以前に「私の決意」の中で書いた内容が抽象的で漠然としてしまい、すみません。

分子栄養学を通して多くの患者様と出会い、皆さんが元気になっていくことが

本当に何よりも嬉しく思い、そのために頑張ろうと心から思います。


メールをいただいた美和さんの疑問に答えながら(非公開にしています)

私が何に決別したのか、これからどうするのか、少し書きます。


日本に分子栄養学が入ってきた経路は複数ありますが、

血液検査結果から栄養素を読み取る医学的根拠をしっかりと確立したのは

ライナス・ポーリング博士の弟子、金子雅敏先生です。

先生は医師ではないので表にはほとんどお出になりませんでしたが

学びたいと希望する多くの医師に快く伝授されました。

ところが・・・・

私が何に決別して、何を選んだのかと言うこと

掃除していたら10年以上前に読んだ金子先生の書籍が出てきました。

私が何に決別して、何を選んだのかと言うこと

患者様のご家族からいただきました。無農薬だそう。ありがとうございます。


数年前から金子先生の思いとは違う方向に「分子栄養学」が流れていきました。

進化して発展、成長していくのなら理解できますが、違います。

そこには利益追及、地位や名誉が絡み、本来の目的から逸れていると思います。

残念ながら美和さんのご指摘の通りです。

なので私は決別しました。

美和さんと同様にそこには信頼も信用も感じられなかったからです。


私は、安かろう・悪かろうのサプリメントは絶対使いません。

サプリメントの選択は、絶対、妥協しません。

各社、それぞれのコンセプトに従って製品開発されていると思いますが、

本当に良い製品を患者のために純粋な思いで作っている会社は少ないです。

金子先生が「病気を治したい」と言う理念で作ったサプリに勝る製品は

現時点ではありません。


何のために金子先生のサプリメントを使うのか?

患者様の病態を最高の栄養素を使って改善させたいからです。

もしも金子先生レシピを上回るサプリがあれば、もちろん私は患者のために変更します。

少なくとも金子先生は、良い商品に対しては敬意を払い、さらに良い製品開発のために

頑張られる方です。最後まで研究者の姿勢でしたからね。

この1年、金子先生にお会いして直接お話しを伺い、勇気をいただきました。


周囲に惑わされず、正しいと思う道、良心に従って分子栄養学を実践していきます。

干されそうですが・・・・(汗)

私は保身のために分子栄養学をやっているのではないので。

患者様のためですから。心が折れたりしません。

なので今後も変更予定のサプリメント製品は、残念ながらあります。

買収や統合で、中身が変わってしまう製品です。

残念ですが仕方ありません。別の方法か、もっと良い製品を探します。

前を向いてしっかりと歩いていきます!!

私が何に決別して、何を選んだのかと言うこと

母のおやつ。今日はそうめんチャンプル、シソとパクチーで。






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Posted by 新垣弘美 at 00:20Comments(1) ひとり言
この記事へのコメント
考えさせてしまうようなコメントをして申し訳ありませんでした。

患者に寄り添った思いを感じて、読んでいて涙がとまりませんでした。
最初にお会いしたかった!

サプリメントは食品だからいくら飲んでも大丈夫、と言われました。
どんなにいい物でも、患者の体質、遺伝、消化や吸収力は様々なので、あんなに簡単にコンピュータで導きだされたサプリメントをただ飲ませる治療は恐ろしいと今は感じています。

新垣先生のブログに出会えて本当に感謝しています。
食生活が変わりました。そして食に関した仕事を目指しています。

いつか沖縄に行けたら…
血液検査して頂きたい、そしてその時の数値が健康的であるように、毎日の食事をしっかり作ろうと思います。

本当にありがとうございました。
Posted by 美和 at 2020年05月22日 11:11
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