熟年以降の偏頭痛、肩こり、不眠症は眼瞼下垂が原因かも

新垣弘美

2017年09月30日 00:39

今回の美容外科学会は眼瞼下垂症に特化した内容だったので

院長は珍しく?休憩所にも寄らずにずーっと学会会場にこもりっきりでした。

珍しい・・・・。

実は院長にとって眼瞼下垂術は得意分野なんですよね。

症状に合わせて最も仕上がりの良い術式を選択し、

傷跡を目立たなくする工夫を欠かせません。結構、器用です。

なのでスタッフも皆、院長の手術を希望します。


眼瞼下垂症とは瞼が上がらない、開けづらい症状のことです。

ほとんど老化による後天性疾患ですが、生まれつきの先天性の場合もあります。

生まれつきの場合は目の大きさに左右差があるので、

小児科の先生から指摘されて受診することが多いですね。


宿泊したホテルは朝食ランキング4位だそうで

北海道らしいメニューがずらっと並んでいました。


エゾシカとか海産物とかスープカレーとか


玄米もあって嬉しかったです。味噌汁は石狩鍋風

眼瞼下垂症になると、瞼の問題なのに症状が多岐にわたっています。

瞼を開けようと知らず知らずのうちに力んでしまうので

いつも緊張、いつも交感神経優位の状態なんですね。

この強い緊張感の連続が、偏頭痛や眼痛、肩こり、腰痛、不眠症、動悸などを引き起こします。

まさか眼瞼下垂が原因とは思わないので、

知らずに他院を受診している方はとても多いです。


今回の発表には、驚きの内容もありました。

もしかしたら眼瞼下垂症が脳機能にもダメージを与えているのではないかと言うこと。

パーキンソンやアルツハイマーなどの患者が眼瞼下垂術を行うと

症状の緩和が得られる症例が多いというもの。

今後の研究に期待したいと思います。


さて、眼瞼下垂症は眼科医や形成外科医が見るとすぐにわかるのですが

もし自分でチェックするのなら、額のシワが深いかどうかで判断するといいですね。

瞼を開けようと頑張るものだから額のシワがどんどん深くなっていきますので。


あつ!眉間のシワは違いますよ。

それは怒りっぽい人か、目が悪くてすぼめる人ですからね。

そこはシワ取りボトックス注射の対象です。


眼瞼下垂のことを書いたら、10年以上も前のやんばるのおばあちゃまを思い出します。

眼瞼下垂という言葉がまだそれほど知られていない頃、

名護の眼科からの紹介状を持ってはるばる来院してきたのはご年配の方でした。


受付で不安げに何度も確認するんですね。

「本当にここの病院だよね。私は美容手術じゃないですからね」

「保険が効かないならやりませんからね〜。ちゃんと言ってくださいよ〜」って。

新垣形成外科という看板ですが美容のイメージが大きいようで・・・・(汗)


パワープレート上級者の末吉先生が使い方をレクチャーしてくれました。

体幹を鍛えるのだそう。


まだまだお元気な當山先生と


分子栄養学講座のお知らせです。

午前中に基礎、午後は疾患別の1day講座です。

10月22日(日)10:00~17:00(お弁当付き)

定員25名

一般(初めての方)¥21600 再受講¥16200 当院患者¥13500

申込み tel 098-897-0112


◎ 初めてのマインドフルネス:10月15日(日)10:00〜11:00 (担当:知念)¥1500

◎ マインドフルネス瞑想会:10月11日、25日(水)19:00~20:00(担当:新垣)¥500

  *講義なしの瞑想会。「初めてのマインドフルネス」受講済みの方、病態のある方、慣れた方へ。

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◎ 断食療法6日間実践講座:11月7日(火)19:00~(初心者講座受講済み対象)

問い合わせ/申し込み 098-897-0112


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