大人の発達障害?調べたいなら「尿の有機酸検査」

新垣弘美

2025年05月28日 23:25

最近、30代・40代・60代とすでに成人された方の
「発達障害」のご相談が続きました。

集団に馴染めない、うっかりミスが多い、やる気が起きないなどの悩みが
子供の頃からあるので、もしかして自分は発達障害なのでは?と
気になっているので調べたいと言うもの。

確定診断をご希望であれば「尿の有機酸検査」を勧めます。
発達障害や自閉症などは腸内細菌叢に特徴があるからです。

血液データでも子供の場合は特徴が顕著なのでわかりやすいですが
大人になって、しかも飲酒や糖質過多、夜勤、基礎疾患などがあると
読み取りも難しいです。

研修続きでヘトヘトで帰宅。玄米の残りでチャチャっとチャーハン。

庭の月桃に白い花が咲きました。花が咲くと梅雨だな〜と感じます。

そもそも「発達障害」を病気と捉えること自体、どうなんだろう?と
私は思ってますので。
発達障害に向精神薬を使うことにも疑問を持っています。

その件は置いといて・・・

「集団に馴染めない、集団行動が苦手」だからと言って、
発達障害というわけではありません。
ひとりが気が楽・・という人も結構、多いですからね。
うっかりミスも同じです。
低血糖、糖依存症の症状を「発達障害」と勘違いしていることもあります。
問診だけで診断するのは不確実としか思えません。

以前、もしかして自分は発達障害だったかも・・・と40代男性が
「尿の有機酸検査」を受けたことがありますが、
結果はその通りで確かに発達障害の特徴のある検査結果でした。
でも、不安感や動悸、仕事でミスが多い、うまく馴染めないなどの原因は
「発達障害」だからというわけではなく、
糖質過多による「低血糖」やタンパク不足などの「低栄養(低コレステロール)」が
主原因と思われました。
食事改善とサプリメント摂取で、ご本人も驚くほど不定愁訴は改善しましたから
食生活の影響は非常に大きかったと思います。

尿の有機酸検査は子供から大人まで何人も行ってきましたが
最も発達障害の特徴が強かったのは、実は息子です。
しかも医学部に合格した後の検査だったので、ものすごく驚きました。
小学校の頃は、発達障害児の特徴の多動性や感情の起伏が大きかったのですが
高校卒業あたりからだいぶ落ち着いてきたので、改善したものと思っていました。
発達障害の特徴はそのままなんですね。

以前、学会で発達障害児のセロトニン・ドーパミン分泌は低いけれど
刺激や体験で脳神経細胞がフォローするようになると聞きました。
薬ではなく、さまざまな刺激・体験によって、脳機能を発達させることが
将来的に考えて最も良い方法だと今も思っています。

なので、脳機能に必要な栄養素の補充は、非常に有効な方法だと思います。

ナイアシン療法は試す価値あります。
ドーパミンやセロトニンの材料です。


腸内環境を善玉優位にすることも大事。
超脳相関ですから。

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閉経期に多い肥満やへパーデン結節などに対する栄養療法とか
中年肥満男性に多い男性ホルモン低下などへの栄養療法とかを
説明しようかと思っています。

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