低酸素血症にまったく気づかない「幸せな低酸素血症?」
コロナの怖いところは急変です。
比較的軽症と思われ自宅療養中だった人が、
あっという間に急変したという報道が続いています。
急変した人は「低酸素血症」になっていたのですが、
低酸素血症なのになぜ気づかないのだろう?って思いませんか?
不思議ですよね。
介護中の母は間質性肺炎のため酸素吸入をしていまして、
ちょっと動いたりして少しでも酸素が不足すると・・すぐ気づきますよ。
休日の昼食 鯵の切り身を天ぷらにしました。
今日のお弁当 筑前煮・豆腐チャンプル・菜の花・ゆで卵
すぐに「息切れ」「呼吸困難」になって体調不良になります。
ところがコロナの低酸素血症の場合はまったく気づかない・・。
低酸素血症が急激に起きるか、ゆっくり起きるのか、の違いです。
急激に酸欠になると、息切れ・呼吸困難・頭痛・めまいなどの症状が起こります。
ところがゆっくり酸欠になると、苦しくはなく、思考力や判断力が低下していき、
なんとなく心地よい気分になってしまうのです。
そうなんです。なんとなく気持ちよくなってしまうのです。
この状態を「幸せな低酸素血症(Happy Hypoxia) 」と呼んでいます。
自分が低酸素状態であることに気づかないし、
どうしたら良いのか判断する能力も低下します。
緊急事態に対応できなくなるのです。
恐いですね。
このゆっくり低酸素血症になってしまう「幸せな低酸素血症/Happy Hypoxia」は
高度飛行のパイロットにみられたそうです。
新型コロナ感染者も、ゆっくり低酸素血症になっていくので、
息切れや呼吸困難があまりなく、なんとなく気分が良くて、
突然、一気に状態が悪化してしまうのでしょう。
低酸素血症を確認するには「パルスオキシメーター」での確認が1番です。
一時は品切状態のパルスオキシメーターも、今は購入できそうです。
正常値は96~99なので、90以下は危険と判断して良いと思います。
低酸素血症になる原因は「血栓」と言われています。
血栓を作らない、作られた血栓を溶解する働きがEPA、ナットウキナーゼです。
EPAはお魚に、ナットウキナーゼは納豆に含まれています。
EPAの酸化防止にVitE、VitEの酸化防止にはビタミンC
合わせて摂取するとgoodです。
血小板が高い人に勧めたいのがEPAとともにナットウキナーゼ
EPA/¥9800 VitE/¥9000 ナットウキナーゼ/¥8500
すべて税抜き価格です。
今週の琉球新報/栄養コラム
2021年断食講座は2月からスタートします。
断食初心者ZOOM講座
2月3日(水)19:00~20:00 参加費:無料
申込/問合せ 098-897-0112
関連記事