メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

腎機能が悪化しているかどうかの判断は糸球体を見る「クレアチニン」です。


腎臓は沈黙の臓器でして、クレアチニンが異常高値でかなり悪化してから

やっと体調不良（倦怠感とか）になって受診するケースが多いです。


定期的に人間ドックを受けていると、自覚はなくてもチェックができます。

早期発見、早期治療で重症化を防げます。

一般検診や会社検診には「クレアチニン」が含まれていないことが多いので、

できるだけ人間ドックを受けていた方が安心ですよ。



腎機能が悪化する薬剤もとても多いです。

抗生剤・非ステロイド系抗炎症剤・降圧剤（ACE阻害剤/ARB/利尿剤）など。

普通に処方されている医薬品ですよ。降圧剤の長期服用は特に多いですよね。

胃酸抑制剤やスタチン製剤でも腎機能は悪化します。


高齢になって腎臓そのものが老化している状態で、降圧剤や胃酸抑制剤など

多剤処方が続くと腎機能のクレアチニンは上昇してしまいます。


糖尿病性腎症を防ぐには、何があっても糖尿病の治療が最優先です。

高血糖になればなるほど腎臓は悪化します。

菓子類・清涼飲料水・パンなど高血糖にる食品をやめることです。


薬剤性の場合は、減薬できるように生活習慣を正すとか（高血圧の薬）

腎臓糸球体フォローの栄養素を補充するなどして改善をはかります。


腎臓は壊れる前に修復を行う事です。

肝臓と異なり腎臓は、回復力が弱い臓器だということを忘れずに。

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