メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

2人とも「重度の低血糖」でした。その症状はぜんぶ低血糖が原因ですね。


A君はすでに脂肪肝のデータ。ここ１〜２年で急激に太ったそうです。

夕方５時頃にものすごく空腹感、脱力感、イライラ感が増し、

菓子類・菓子パン類を食べないとフラフラして体が持たないのだそう。

これって低血糖の特徴ですね。

食原性の低血糖は、昼食後の３〜４時間後に起こります。夕方５時前後。

血糖値が急激に低下するとめまい・脱力・イライラ感が起こります。

A君は寝る前にも菓子類や清涼飲料水を摂っていました。

高血糖だとなかなか寝つけません。

睡眠は血糖・血圧・体温を下げることで得られます。

菓子類で高血糖のままだとインスリンが大量に分泌されます。

インスリンで血糖値を下げすぎて低血糖になると、眼が覚めてしまいます。


B子さんの場合、県外ですでに心療内科を受診していました。

その心療内科では多くの項目の血液検査を行っていたので驚きました。

（問診のみで血液検査を行わない心療内科の方が多いので）

で、主治医から「タンパク不足」が背景にあるからと指摘されたそう。

たぶん分子栄養学を学んでいる医師ですね。SSRIが処方されず良かったです。


悪化要因に低栄養（タンパク質不足）がありますが、主原因は「低血糖」です。

血糖値とインスリンを調べていたら低血糖が読み取れたはず。

低血糖以外に低タンパク、ビタミンB不足、鉄不足と体調不良要因が多いため、

症状はかなり深刻のようでした。


2人とも県外で一人暮らしを始め、自炊生活で食事が乱れての結果です。

おにぎりやパン、麺類の炭水化物中心で、タンパク質や野菜類のおかずが少ない。

食事は粗末なのに菓子類は毎日食べると言う「栄養失調の砂糖過多」状態が

低血糖症を引き起こします。

症状をフォローするサプリは案内しますが、一番は食生活の改善です。

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