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2016年10月11日

水で治療するドイツのクナイプ療法、海外は代替療法も保険適応です。

ドイツには「水」を主体にした代替療法「クナイプ療法」があるんだそう。

温泉や冷水浴、足浴、泥浴などの水療法を受けながら

食事療法、運動療法、ハーブ療法、生活習慣の5本柱で行う治療法です。


1850年、クナイプ神父が「水」にある癒しの力を使って治療する方法を考案し、

医師がさじを投げた肺結核の患者を受け入れて治療を施すと

次々と患者が治癒していったので、ドイツの自然療法として定着しました。


驚いたのは、クナイプ療法は西洋医学ではなく代替療法なのですが

健康保険・年金保険・介護保険が適用されていることです。

羨ましいですね・・・。

水で治療するドイツのクナイプ療法、海外は代替療法も保険適応です。

街の公園にも気軽に楽しめる水療法がいっぱい

水で治療するドイツのクナイプ療法、海外は代替療法も保険適応です。

クナイプ療法施設では病態にあわせての食事も提供

水で治療するドイツのクナイプ療法、海外は代替療法も保険適応です。

ドレッシングもハーブで手作り

そういえばドイツには断食療法の医療施設もありますね。

国民は自分にあった治療法として、西洋医学の他に

クナイプ療法や断食療法を選ぶことができます。


クナイプ療法、アーユルヴェーダ、中医学などの代替療法はすべて

食事や栄養、睡眠、運動、思考(感謝の気持ちなど)も含めて治療法と考え

心と体を総合的に健康へと導いて、病気にならないようにさせます。

西洋医学の対処療法とはここが大きく違います。


西洋医学は、高血圧なら降圧剤、高血糖なら血糖降下剤、動脈硬化なら血栓防止剤と

その疾患のみへの対処療法が基本です。

医学は確かに進歩して、細胞単位、遺伝子構造へと専門性が深まっていきましたが

進歩すればするほど、本来の自然治癒力から遠ざかっていくように思います。


実際、医学の進歩に伴い、どんどん新薬が開発されていますが

病人は減るどころか増加する一方です。

なぜでしょう?

米国を含め、先進国は代替療法の再検討、研究にシフトしてきましたが

日本はどうなんでしょうねぇ・・・・


医療現場での代替療法導入はまだまだ厳しい状況ですが

分子栄養学のエビデンスを出して、治療効果をちゃんと示していきたいと思います。


水で治療するドイツのクナイプ療法、海外は代替療法も保険適応です。

休日のひとり朝食です。院長は断食中なので・・。



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Posted by 新垣弘美 at 01:04Comments(0) 代替療法
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