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2024年03月12日

足のむくみへの栄養療法

新聞コラムに「足のむくみ」について書いたら早速、問い合わせがありました。

コラムでは「むくみ」の原因のひとつ「低アルブミン」について書いたのですが、

むくみの原因は多数あります。

ちなみに「低アルブミン」とは低タンパク・低栄養のことを指していて

低アルブミンの原因も「タンパク質摂取不足」だけでなく「肝炎」「腎炎」「癌」など

病気によるものも多いです。

「肝炎」で低アルブミンになるのは、アルブミンは肝臓で作られるからです。


なので「足のむくみ」の原因を特定できないと、どの栄養素を使うのか判断できません。

足のむくみへの栄養療法
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足のむくみへの栄養療法
低アルブミンによる「むくみ」にはBCAAを使います。
BCAAは3つのアミノ酸製剤


さて、今回、ご相談に来られた方はご高齢の方でした。

足のむくみは2年ほど前から急に症状が出たと言います。

主治医に相談すると「歩いたり運動したりするように」と指導されたそうで

散歩や運動を頑張っていたようですが一向に改善しないと言います。


足は確かにむくみがありました。押すと凹むし「くるぶし」も見えない。

血液データでは低アルブミンと言うよりも、多剤服用を疑う内容でした。

聞くと、3年前から服薬を開始したとあります。

カルシウム拮抗薬、抗血栓薬、胃酸抑制剤など4種類。


実は薬の副作用にも「むくみ」があります。

降圧剤のカルシウム拮抗薬・ACE阻害剤、非ステロイド性抗炎症薬などです。

非ステロイド性抗炎症薬にはバファリン・ロキソニン・ボルタレンなどがあります。

胃酸抑制剤も回り回って腎機能や低アルブミンに影響します。

・胃酸不足→消化不良→腎機能に影響

・胃酸不足→消化不良→低タンパク→低アルブミン


高齢者への胃酸抑制剤は、免疫低下にも影響するので慎重になったほうがいいです。

胃酸不足→腸内細菌叢の乱れ→免疫低下/下痢/便秘


低アルブミンの場合は「BCAA」を使いますが

肝機能の場合は肝臓に必要な栄養素、腎臓の場合は腎臓に必要な栄養素を補います。

今回はまずは腎機能への補佐が優先で、消化酵素・コンドロイチン硫酸などを主に

抗血栓や高血圧に利用できる栄養素をご案内しました。

足のむくみへの栄養療法
多剤や強い薬の場合は、胃酸抑制剤が一緒に処方されてしまいがち。
消化不良にならないように消化酵素をご案内しました。


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終了しました。ありがとうございました。



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