メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

スタチンはコレステロール降下剤で一般的に処方されているお薬です。

副作用で横紋筋融解が報告されています。筋肉が壊れてしまうのです。

スタチン症状の報告では両足の筋痛が最も多いです。平均、服用６ヶ月以降から。

発生頻度は筋症状が10%、筋肉痛が7％、重度の筋障害は0.1%です。

10人に１人は何らかの筋症状がある訳です（多いと思うのですが・・）

Aさんもすでに筋肉痛の症状がありました。

確認に使われるのがCK（クレアチニンキナーゼ）、筋肉に含まれる成分です。

横紋筋融解が進行すると腎臓で代謝するのでクレアチニンも上昇します。


Aさんのコレステロールはスタチン効果でかなりの低値になっていました。

一時、中止しても良いくらい。

主治医に相談して減薬か一時中断のアドバイスをして４ヶ月。

クレアチニンもCKも基準値内に改善していました（拍手）


スタチンによる筋症状は意外に多く見受けます。

歩行困難で杖になった高齢の方、力が入らず運動ができなくなった男性とか。

皆さん、薬の中断や変更で改善しました。

スタチンに代わるサプリメント「紅麹」もありますからね。

正確に言うと、スタチンは麹菌成分をヒントに開発された医薬品です。


副作用の横紋筋融解を早期に改善するにもサプリメントを使います。

Aさんの場合は、Hマークのクレアチニンの早期改善がご希望でしたので

コンドロイチン硫酸、ビタミンA、ビタミンB、CoQ10などをご案内しました。