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2020年08月22日

インスリンは肥満ホルモンです。

今日のZOOMセミナーはスタッフも興味深々だったようで何より。

患者様から「インスリンはでぶホルモンなんですよね」と

ストレートに言われて「なるほど!」と思わず笑ってしまいましたが

その通りです。


インスリンは肥満になるホルモンです。


血糖値を下げる唯一の物質で、無いと高血糖の糖尿病になりますが

いっぱい分泌されればされるほど、体脂肪は増加します。

インスリンは、血中から取り出した「ブドウ糖」→「脂肪」に変えるからです。

インスリンは肥満ホルモンです。

昨夜の院長のお夕飯

へちまの味噌汁、鯛の塩こうじ焼き、ゴーヤーチャンプル、田芋の素揚げ

インスリンは肥満ホルモンです。

食前に摂って糖の吸収を抑えるギムネマ

インスリンは肥満ホルモンです。

これも食前に摂って糖の吸収を遅くするファイバー

血糖値上昇を抑えるアイテムの一つ


なのでインスリンの分泌量が多いほど→体脂肪は増加しやすい。


けれどインスリンがどれだけ分泌されているかは

人間ドックや検診の血液検査ではわかりづらい。

空腹時血糖やヘモグロビンA1cではわかりません。


そもそもインスリンが大量に分泌されれば

血糖値もヘモグロビンA1cも基準値内にキープされますからね。

血糖値やヘモグロビンA1cは糖尿病を見つけるための項目です。


なので脂肪の増加をダイレクトに確認したほうが早い。

脂肪肝とか体脂肪とか。


しかも厄介なことに、体脂肪が増加すると→肥満は加速します。

太るとますます太る体質になってしまうわけです。

肥満→インスリン感受性を低下→インスリンが効かなくなる(インスリン抵抗性)

→インスリン量が増える→脂肪の増産される・・・という肥満のスパイラル。


なので「お米を抜いて」→「かわりにお菓子」という置き換え理論は

成立しません。

お米と砂糖では血糖値上昇率とインスリン分泌率は異なります。

砂糖が速攻で血糖値を上昇させ、インスリンが大量に分泌されます。


カロリー理論も無意味です。

ごはんお茶碗1杯60kcal→チョコレート3粒60kcalに変えたとしても

カロリーは同じでも血糖上昇とインスリン分泌量は異なります。


インスリンは肥満ホルモンです。

痩せたいなら、インスリンが必要ない、または少量で済む食材に変えること。


ダイエット目的で断食希望する人にも

まずは耐糖能異常(血糖とインスリンの関係)の改善から始めるのは

そういう理由です。

高インスリンのままだと痩せないんですよ。

インスリンは肥満ホルモンです。

40代男性の血糖値とインスリンの関係

血糖値は「82」と安定しているのでインスリンはもう必要ないけれど

まだ「21.3」と多く分泌されています。インスリン抵抗性があるということ。


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Zoomで無料ミニセミナー発信しています。

スタッフ向け「血液解析レクチャー」を一般の方にも。

8月までは無料です。

9月以降は会員制(有料)の予定です。

当栄養療法患者様はそのまま無料でご視聴いただけます。

当患者様以外の視聴は有料となりますのでご了承ください。

毎週土曜日  13時〜13時30分予定

ご希望の方は事前にお申し込みください(毎回、お願いします)

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8月29日(土)13:00~13:30

「痩せるための栄養療法(仮題)」

毎回、血液検査データの解析とともに栄養素の説明を行います。






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Posted by 新垣弘美 at 18:20Comments(0) ダイエット
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