超加工食品とは「糖分、塩分、脂肪を多く含む加工食品」で
「硬化油、添加糖、香味料、乳化剤、保存料などの添加物を付与して工業生産」
「常温でも保存、日持ちする食品」と米国糖尿病学会の定義した食品です。
例で言うと・・・・
ファストフード、シリアル、ポテトチップス、カップ麺、菓子パン、菓子類、
アイスクリーム、清涼飲料水、ソーセージ(特にポーク缶)、冷凍ピサなど。
問題は超加工食品の「依存症」です。
タバコのニコチン中毒やアルコール依存症と匹敵するほどの強拍的な欲求があります。
中止すると頭痛・動悸・倦怠感・不安・怒りなどの離脱症状があって、やめられない。
今日のお弁当、志林川豆腐でゴーヤーチャンプル、手作り味噌でカチューユー
昨日はワインのお供にサラダ・・・
栄養療法でも一番、難しいですね。
依存症になると、わずか3ヵ月間、菓子類やパン類をやめることも困難です。
超加工食品によって引き起こされる体の問題に「不妊症」があります。
女性は、多のう胞性卵巣症候群や高プロラクチン血症、耐糖能異常、肥満
などが原因で不妊症。
男性は、男性ホルモンの低下、精子の活動低下(無精子症)などによる不妊症。
超加工食品の排除は必須で、こればかりはサプリメントで帳消しにはできない。
解毒や代謝、引き起こされる体調不良をカバーする栄養素は補えますが、
超加工食品を止めない限り、改善は無理。
たばこ依存症を、タバコを吸いながら、弊害をゼロにすることはできないと同じです。
当院に不妊のご相談に来られる方のほとんどが「超加工食品依存症」ですね。
男女問わず。
その中で食事を改善し、菓子やパンを止める事が出来るのは20~30%でしょうか。
ほとんどがパンや菓子を止められない。
しかも低タンパク、貧血もあって「超加工食品依存」もあるとなると本当に深刻な状態。
それでも「無理です、かわりに食べて良いお菓子は何?」と食べる事に固執します。
驚くべき依存症だなとつくづく。
気持ちはわかります。私もフライドポテトが無性に食べたくなることがありますから。
その時は、買わずに自分で作ります。作っている間に依存性は引きますね。
またすぐに作ろうとは思わないので。
オリーブオイルで揚げたポテト
超加工食品が多いと卵子も精子も栄養状態は非常に悪いですね。
生まれた子供も親の好む超加工食品を与えられて育つと、早い時期から障害があります。
小児肥満、小児糖尿病、脳機能の発達障害、自己免疫疾患などです。
そうそう・・・抗加齢学会で、動物性脂肪酸と植物性脂肪酸の話がありまして・・
「バターは動脈硬化を悪化(一応当たってます」に対して
「じゃマーガリンがいいんですか?」という質問に演者は「そうでうね、取りすぎなければ」
とあり、もうびっくりしました。勉強不足、知識不足、情報不足ですよ。
マーガリンは「超加工食品」の一種、硬化油と同じです。腐敗しない→日持ちする。
欧米ではマーガリンは禁止です。マーガリン入りのパンや菓子類は販売自粛です。
韓国の給食でも禁止です。
日本は先進国の中でも超加工食品の規制に一番、取り組まない国ですよ。
超加工食品に「トクホ」を与えていますからね。ゼロコーラもトクホだし・・・。
妊娠ビタミンと言われるビタミンEですが、超加工食品のフォローにはなりません。
超加工食品をやめてこそビタミンEの効果は期待できます。
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依存症の改善にもCBDは役立つと思います。
CBD問合せ TEL:098-897-0112
スタッフの要望で「超~わかりやすくしてほしい」とありましたので
頑張ってみます。