メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

いやいや、気持ちはわかりますが、基礎疾患のある患者様の症状が悪化しては

ネコちゃんともども病態悪化で困ったことになりますよ。

ネコちゃんも人間同様、栄養療法できますので・・・とちょっと提案してみました。


患者様が服用中のサプリメントで使えるものはネコちゃんにも与えてみる。

人間でも猫でも、糖尿病や腎臓病の改善に使う栄養素は一緒です。

患者様のサプリメントにはビタミンCやビタミンB、EPAが入っていました。


糖尿病と腎臓病、どちらにも必要なのがビタミンC。ビタミンBも効果的。

EPAは抗炎症作用があります。

ネコちゃんの缶餌に1日１回、ビタミンC、ビタミンB、EPAを加えてもらいました。


で、久しぶりに患者様が来院すると、ネコちゃんの病態は驚くほど回復したとかで。

獣医さんも驚いていたそうです。

そうなんですよね。ペットの場合、サプリメントの効果は驚くほど手応えがあります。


我が家のワンコも小型犬あるあるの心臓弁膜症ってことが判明しまして

獣医から予防薬として案内されたのが降圧剤のARB（アンジオテンシンII阻害剤）。

あらら、人間の高血圧や不整脈で処方されるお薬と同じなんですね。

であれば、栄養療法で対応可能ってことです。人間と同様に。