検査でコルチゾールを調べることは日本でも可能です。
血液検査での「DHEAs」、唾液検査での「コルチゾール」などがあり、
検査する時間帯が重要です。
体調不良で学校に行けず、総合病院で「起立性調節障害」と診断され、
漢方薬が処方されましたが改善が見られず、
別の病院では「鉄欠乏」を疑って鉄剤が長期に処方され、
フェリチンが100を超えても改善がないので当院へ紹介されたAさん。
朝はどうしても体が動かない。どう頑張っても起きられない。
午前中は動けないが、午後になると元気になる。学校へも行ける。
朝と午後の体調のギャップが大きく、午前の血圧も低いことから
副腎疲労症候群を疑って「DHEA」をご案内しました。
接種後すぐに体感があったようで、朝、しっかり目覚め、登校できたようです。
必要な人にはすごく体感があるのだなと改めて思いました。
コルチゾールの材料になる栄養は「コレステロール」です。
副腎でコルチゾールを産生する時にビタミンCを使います。
コルチゾールの分泌は日内変動が大きく、
明け方に大量に分泌され、午前中から午後にかけて少なくなります。
夜は1日の中で最も分泌量が少なくなります。
コルチゾールと逆相関で分泌されるのがメラトニンです。
コルチゾールは「覚醒ホルモン」、メラトニンが「睡眠ホルモン」です。
コルチゾール産生の低下の原因にはいくつかあります。
低コレステロール、ストレス過多、昼夜逆転の生活などですね。
DHEAは海外ではサプリメントとしてスーパーでも販売してますが
日本ではサプリメントでも医薬品でもありません。
DHEAはコルチゾールホルモン本体ではなく前駆体なので、
ホルモン薬のような服用の難しさや副作用リスクは低いと考えられています。
今までにDHEAで改善した人は数人いますが、
ずっーと継続摂取している患者様は1人もいません。
食事の改善やサプリメントの補充で、自前コルチゾール産生がうまくいき、
やがて必要なくなるからです。
コレステロール合成やエネルギー産生にVitBは必須
KYBサプリの購入はこちらから
↓
あらかきサプリメントWeb shop
テーマ「アレルギー疾患への栄養療法」
アトピー・鼻炎・喘息・円形脱毛症など血液データの特徴と栄養素について
申込:098-897-0112