症状でサプリを選ぶより血液データの方が確実

新垣弘美

2024年09月26日 00:07

長年、当院のKYBサプリを愛用されていた70代Aさんですが、

なんと血液解析は一度も受けていなかったとは、私も気づきませんでした(汗)


家族の勧めでサプリを購入して以来、大病後の体調不良が改善したことで、

ご自分で考えてビタミンBやビタミンC、EPAなどを取っていたそうです。

今回、血液解析を希望されたのは人間ドックで指摘されたから。


高コレステロールと腎機能の低下。

熟した庭の島バナナと玄米粉、黒糖少々で・・
バナナケーキを焼きました。
潰したバナナを生クリームに混ぜて、バナナクリーム

久しぶりにスイーツを作ってしまった・・・一切れ味見


女性は閉経したらコレステロールが上昇します。自然の摂理なんですが。

コレステロールは脳やコルチゾール(抗ストレスホルモン)などの材料です。

高すぎると動脈硬化リスクになるので、閉経後は220前後の維持がいいかも。


腎機能はeGFRで注意されたようです。

eGFRは腎臓の機能が今どのくらいなのかをみる数値です。

クレアチニン値と年齢・性別から算出します。

60以上で一応セーフですが、理想値は90以上ですので。

20以下だと透析が必要になります。


コレステロールや腎機能に使うサプリはちゃんとあります。

どの栄養素が必要か、優先順位や必要量は血液データから読み取ります。

Aさんには紅麹、コンドロイチン硫酸、消化酵素などを追加案内しました。


で、3ヶ月。

結果を楽しみにしていたAさんは、予想以上の改善に大喜びでして(安堵)

コレステロールは270→220、eGFRは63→67


栄養療法だとコレステロールを下げ過ぎないのが良いですね。

スタチンだとうっかりすると160以下になってしまうこともあるので注意です。

コレステロールは脳では重要な栄養素です。

脳の脂質の60%をコレステロールが占めていて、脳機能と比例します。

免疫にも重要です。130以下だと癌のリスクも高くなります。


腎臓は加齢とともに機能は低下していきます。

胃酸不足の消化不良があると腎臓に負担がかかるので注意しましょう。

多剤服用だとだいたい胃薬がセットで処方されることが多いです。

胃薬は胃酸抑制剤であることが多く、加齢で胃酸減少なのにますます胃酸不足。

高齢者への胃酸抑制剤は控える方が良いのではと思うことが多いです。

そもそも多剤服用自体も問題なのですが。

薬を必要としない健康的な高齢者を目指したいものです。

腎臓の糸球体にはコンドロイチンが多くあります。

消化不良があると腎臓に負担をかけてしまいます。




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次回は9月29日(日)10:00~11:30 

次回は様々なサプリメントについて原材料、吸収や作用など、選ぶ際の注意点など
実際に役立つ内容を中心にお話しします。

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