新垣が臨床で使いたいCBD

新垣弘美

2023年05月24日 21:41

先日のセリスタZOOMセミナーで、CBD共同開発に新垣の名前が連呼され

冷汗が出てしまいました。

こちらこそセリスタさんのご協力に感謝感謝でございます。


CBDオイルについてはここ15年、本当に試行錯誤の連続でした。

米国でCBDの存在を知り、日本でも使用可能なCBDを探し回りました。

10mgほどの小瓶を500ドルで購入したこともあります。

国際カンナビノイド学会にはおそらく日本人として初めて院長が参加しました。


世界各国のCBD業者に打診しましたが、日本の規制に沿った商品開発は

なかなか難しくて・・・(そもそも国際CBD学会はTHCの医療大麻がメイン)

ドイツでの国際CBD学会2019年、ドイツ凱旋門で。
初回はイタリア、2回目はオーストリア、3回目はドイツの国際学会に参加。

ホテル朝食のドイツのパン。固くて酸味のあるパンでした。
が、血糖値は上げませんね。

CBD抽出液。右端が粉末になったクリスタルタイプの原料です。


もちろん、すでに日本国内ではCBD商品は販売されていましたが、

医療に使えるレベルの製品がなかったのです。


そのまま圧搾して抽出したブロードスペクトラムでないと

病態改善のためのアントラージュ効果(相乗効果)は得られないのです。

一旦、粉末にして、MCTオイルなどで希釈した製品では難しい。

天然の圧搾だと高濃度はせいぜい20%程度が限界かなと(しかも苦い!)

粉末だと30%以上の製品も作れますが・・濃度じゃないんですよ。

一般的に流通している製品はほとんどこの粉末クリスタルタイプが原料です。


院長が日本で初めて臨床CBD学会を立ち上げましたが、

グリーンラッシュ(大麻ビジネスのこと)を期待したビジネスパーソンもいて

立ち上げ当初はトラブル頻発で、会員にはご迷惑をおかけしたようです。


でもやっと大学病院関係の多くの医師も参加して、

難治性小児癲癇治療薬としての治験も経ることができました。


さて、学会は立ち上げたのに、肝心の臨床で使えるCBDオイルはなくて

本当に困りました。

そのうち、ある業者さんが信頼できる製品を提供してくれて助かりましたが。


でもでも・・・やっぱりもっと良い製品が欲しいと思っていました。

一つは「露地栽培」ではなく「温室栽培」へのこだわり。

これは大気汚染との関係です。

特に欧州はロシアとウクライナとの戦争の影響は受けています。

2つ目はCBG(カンナビゲロール)を多く含む製品であること。

CBGはCBDの前駆体分子としてアントラージュ効果に特異的であると

報告されていますので。


ちょうどセリスタさんが、CBD開発予定だったので

原材料や抽出方法、内容成分など新垣の情報を提供して

新垣が欲しかった製品を作って頂いた次第です。

本当に本当に感謝です。

製品が出来上がってからの報告にしようと思っていましたが

そのまえにセリスタさんから発表があったものですから・・(汗)



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まだ初心者で右往左往しながらやってます(汗)
携帯アプリですので、携帯でお聞きください。


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