分子栄養学を学びたい方へ。基礎講座4月スタートです。

新垣弘美

2016年03月15日 01:42

分子栄養学の栄養解析の希望者が増えてきて

3ヶ月先まで予約が埋まってしまい、即対応が難しくなってきました。

ガンや不妊治療、うつ、不眠など緊急を要する症状には

緊急用枠で対応するように工夫していますが・・・・。

多くの方をお待たせしてしまい、本当に申し訳ございません。


分子栄養学を少しでも知りたい、勉強したい・・・という方々には

ぜひ分子栄養学講座を受けていただきたいです。

半年かけて学ぶ基礎理論

その基礎理論をもとに疾患別方法を学ぶ応用編。

毎月1回、合計1年かけてお勉強いたします。

その基礎編が4月からスタートします。

中途受付は行いませんので、ご興味のある方は早めにお申込みくださいね。


今日はホワイドデー、院長から全員に愛のプレゼントです。


ハンカチとジャカランダブルーのチョコレート

*ジャカランダ・ブルー:宜野湾市の高級手作りチョコ店、高いけどオススメ。


みんなの 喜んだ顔が一番うれしい!

3月は駆け込み栄養相談が増えてきます。

なぜか「うつ・不安・パニック・不眠」で、特に公務員関係のかた。

風邪や怪我と違って、精神面の治療は難しいのに

治療は、期限付きの期日指定付きなんですね。厳しい・・・。


血液検査をみると、なぜ不眠になったのか、なぜストレスに弱いのかが

栄養と絡めて読み取れます。


不妊症の半数が「原因不明」となっていますが、

これも栄養との関係が大きいです。

妊娠が継続できるだけの体内環境が整っていない状態で

ホルモン剤で排卵を促したり、人口受精や体外受精が行っても

難しいと思います。

自分の栄養状態を人間ドックで確認するのも、実は難しいです。

基準値の下限が設定されていなかったり、基準値範囲が広すぎたりがあるからです。


たとえば、栄養を作ってくれる肝臓は

「沈黙の臓器」と言われるほど打たれ強く壊れにくい臓器なので

壊れたときだけチェックするシステムで、下限設定がないことが多いです。


肝臓自体の栄養素がなくて、肝機能低下はチェックしないんですね。

肝臓が健康的に活動しているのはγ–GTP「20」前後ですが

「5」でも、下手したら「0」でも「異常なし」と判定されてしまいます。


はたしてγ–GTPが底値で疾患になる人はいないのか?というと違います。

ガンや不妊症、うつ・不眠になりやすい人は

γ–GTPが低い人に多いですよ。

だって自分で自分の栄養を作り出せないんですからね。

免疫が低下するのは当たり前です。


なので、たとえ「異常なし」のA判定だからと言って、「健康」というわけではありません。

血液検査から深読みして栄養の過不足をチェックするこのテクニックは

本来なら医師が知っていて、通常の治療に役立てた方が良いのですが・・・・。



分子栄養学 基礎講座

平成28年 4月~9月
第4水曜日(午後7時~8時半)

場所:新垣形成外科

定員15名 6回受講料¥21000


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