分子栄養学の検査項目が人間ドックよりもはるかに多い理由

新垣弘美

2024年04月14日 14:16

自宅療養や車椅子などで来院できない方の栄養療法も行っています。

(当院は2階建ての階段でエレベータなどバリアフリー設備がありません)

血液データはご家族が持参したり、写メってラインで送ってきたり

(そういえば最近はFAXもほとんどありませんね)

問診もスタッフが電話やラインで行い、解析希望の場合はZOOMで行います。


一度もお会いしたことのない患者様から久しぶりに人間ドックのデータが

送られてきました。

交通事故で脊髄損傷になった男性です。

東京からの来客に沖縄料理をご案内
アバサー汁(ハリセンボン)、フーチバー(ヨモギ)入りです。
コラーゲンたっぷりのこのようなメニューが栄養状態の改善に効果的です。人げ

お弁当、豆腐ちゃんぷる、卵焼き、蓮根きんぴら、穴子、玄米、りんご

「体調不良を改善したい、受診できないが可能か」と問合せのあった方です。

頻繁に風邪をひき、高熱が続き、体調不良で寝込むことが多いとありました。

人間ドックの血液データは炎症反応のCRPが非序に高くHマークでした。

栄養状態も悪く、貧血があり、免疫機能も低下、データは良くありません。

EPAやビタミンC、ビタミンBなど基本的なサプリをご案内しました。

すると体調不良が改善し、発熱することも減り元気になったとありました。

今回の血液データでもCRPがグッと低下していました。ホッとしました。


血液解析するために、かかりつけ病院の血液データではなく、

また一般検診でもなく、人間ドックを受けて頂きました。

一般検診よりも人間ドックの方が検査項目は断然多いからです。


しかし、人間ドックも施設ごとに検査項目の内容や種類は異なります。

どこも同じ・・・ではありません。

県内の総合病院でも検査項目数に差があって、時々、驚きます。

また基準値の範囲も施設ごとに異なります。基準値って決まっていません。

同じ数値でもA病院ではA判定、B病院ではB判定になることもあります。

また基準値そのものがなかったり、下限がなかったりすることもあります。

まったくこの基準値の不確定さに患者様は振り回されるので困ったものです。


分子栄養学の血液検査では人間ドックよりも多い60項目以上を検査しています。

上記の患者様も本当は詳しく検査したいなぁ〜と思うのですが。

貧血も推測でビタミンAを案内。詳しい検査があれば量と内容が確実なのですが。


赤血球数は少なくヘモグロビン値も低い貧血です。しかしMCVとMCHは正常。

網状赤血球数、間接ビリルビン、フェリチンがわからないので・・・

とりあえず鉄は見送り。

CRPがあまりにも高値だとフェリチン値も高いのかどうか気になります。

(CRPが高くフェリチンも高い場合は鉄処方は控えたほうが良いので)

血清銅や血清鉄、TIBCなどもあれば参考にできるのですが・・・

とりあえず抗炎症作用のEPAやビタミンCを多めにご案内して正解でした。

増血にはビタミンA

抗炎症のファーストチョイスはEPA


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終了しました。ありがとうございました。




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番組終了しました。ありがとうございました。









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