「疲れがとれない、やる気もおきない・・・」と栄養療法に来られた40代Aさん。
血液データを見るとヘモグロビン10以下の一桁。
鉄に関する項目は、MCV・ヘマトクリット・MCHなどすべてLマークです。
重度の貧血ですね・・・。
はい、わかっています(!?)
毎回、職場検診で指摘されているようですが、治療は継続していない様子。
保険処方の鉄剤を取ったら改善、やめると悪化を繰り返す。
保険治療の場合、改善すると鉄剤処方が終了してしまうんですよね。
日曜日の朝ごはん
玄米・味噌汁・粕漬け魚、すき焼きの残り、トマト・漬物
鉄は肉や魚などの動物性たんぱく質に豊富です。
菜食だと鉄不足になります。
KYBのヘム鉄、酵母由来の天然タイプです。
便秘や胃痛などの副作用の心配はありません。
1粒(鉄8mm) 90粒入り ¥8640
私が金子先生の分子栄養学に出会ったのはこの製品が切っ掛け
しかも医薬品鉄剤は非ヘム鉄タイプなので、副作用もあります。
便が黒くなったり便秘になったり、胃痛がしたりなど・・・。
でも慢性疲労もやる気が起きないのも、頭痛も肩こりもすべて貧血のせい!
なので、貧血を治さないと体調不良の改善は得られません。
Aさんの場合、医薬品鉄剤で難しかったのは別の原因も関わっています。
低タンパク。
尿素窒素、γ-GTP、AST、ALTなどすべて非常に低い数値です。
お食事ちゃんと取っていませんね。
鉄は体内ではタンパク質と結合して運ばれます(トランスフェリン)
低たんぱくのまま高容量の鉄剤をとっても体内利用効率は低いのです。
当院は吸収率と利用率の高いヘム鉄(酵母由来の天然タイプ)を使ってます。
Aさんにヘム鉄と共にヘモグロビン合成を促すビタミンBもご案内、
食事もタンパク質をしっかり入れるように指導すると
3ヵ月後にはヘモグロビン12.5まで回復。
疲れが取れ、頭痛もなく、体調はすこぶる良好な様子。
6ヵ月後にはヘモグロビンがなんと14.8まで上昇(すばらしい~)
ここまでくるとスーパーウーマンですね(笑)元気いっぱいですからね。
でも、まだまだなんです。
実は貯蔵鉄を把握する「フェリチン」はやっと10を超えたくらい。
平均の半分ほどです。鉄欠乏の状態。
Aさんの場合、すぐに鉄がヘモグロビンに取り込まれるので
ヘモグロビンだけみると素早く回復しているように見えますが、
鉄剤を止めるとすぐにヘモグロビンは下がってしまうのです。
フェリチン値が充足するまでしっかりと鉄剤を補充しながら
普段の食事でも鉄が取れるように工夫する必要があります。
そうそう、ちなみにAさんは女性特有のシミ「肝斑」で皮膚科を受診してますが
肝斑の悪化要因も「貧血」なんですよ。
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まだ初心者で右往左往しながらやってます(汗)
携帯アプリですので、携帯でお聞きください。
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新垣担当です。