メディカルエステあらかき－美の処方箋ー

沖縄では熱中症を心配する指導者や保護者が、部活動の子供たちに

スポーツ飲料や塩分飴をせっせと補充させているようですが、

本来は水で十分です。


塩分などのミネラルは、普段の食事で十分に補充できるからです。

スタンフォードも食事からミネラル補充ができるよにしています。

塩分に関しては、模範にしたいのが「和食」とありました。

味噌汁の味噌、醤油などの調味料で十分な塩分が確保できるからです。


体にはホメオスターシス（恒常性）という素晴らしい機能があります。

血中のミネラルを一定に保つために腎臓がコントロールしてくれます。

不足と思えば「再吸収」、過剰と思えば「排出」します。


江戸時代の飛脚は、おにぎりに少量の味噌で長距離を走りました。

マサイ族の1日の塩分摂取量は2ｇほどで、日本人（10ｇ）の5分の1です。


日本人の今の食生活は塩分過剰摂取に分類されます。

なのでどちらかと言うと「塩分排出」に傾いています。


食事をバランスよく食べていれば、わざわざ塩分補充用食品など必要ないのです。

水の補充でパフォーマンスが発揮できるよう普段からトレーニングすることです。


プロのアスリートの栄養療法でもアドバイスしていますが、

イオン飲料からすぐに中止して頂きました。

結果は血液データで判断でき、実際に本人も体感しています。


企業広告の宣伝内容をうのみにしてはダメだという事です。


カフェイン主体のエナジードリンクなどはもっての外！ありえません。

米国ではスポーツ連盟から警告、子供の摂取は法的に規制されています。

日本は何の規制もなく野放し状態ですけどね。

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