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2022年04月25日

抗がん剤治療中にチェックすべき血液検査項目と栄養素

たった1度の抗がん剤治療で驚くほど痩せてしまいました。

副作用の下痢がひどくて食事ができなくなったそう。

食べるとすぐに下痢。

タンパク質でも油でもすぐに下痢してしまうので、食材も限定されてしまう。


何が食べられますか?


「パンだと大丈夫なんだよね。バターがダメだからジャムつけて・・・」

とおっしゃるので「それではダメです!!」

パンでは無理です。抗癌剤による低アルブミンや貧血の改善はできません。

抗がん剤治療中にチェックすべき血液検査項目と栄養素
青汁?ではなく、葉野菜の暖かいスープ。抗がん剤治療中でも食べやすいメニューでした。

抗がん剤治療中にチェックすべき血液検査項目と栄養素
2回目の抗がん剤治療前に間に合わせるためCBDとKYBサプリを届けてきました。
早朝便で帰る機中、きれいなサンゴ礁の沖縄を眺めることができました。
行きは雷の土砂降りだったのですが、今朝は快晴です。



抗癌剤はがん細胞だけでなく正常な細胞をも攻撃してしまいます。

なので最終的には体力勝負だと思います。

その体力(栄養状態と免疫状態)をチェックする重要な項目が

アルブミンと貧血なのです。


食欲がなくなると「食べられるものを食べましょう」と果実や菓子、アイスなどを

勧めるところもありますが、違います。

糖質では低アルブミンも貧血もまったく改善はできません。

それどころかブドウ糖を唯一のエネルギーとするがん細胞へ

餌を提供していることになります。


アルブミンは3つのアミノ酸から作られています。

イソロイシン・ロイシン・バリンの3つ。

この3つのアミノ酸が豊富に含まれている食品は、

カツオ・アジ・秋刀魚などの魚類、肉や卵、大豆などのタンパク質です。

抗癌剤で消化機能にダメージがあるとタンパク質の摂取が難しくなりますが

食べ方を工夫すれば大丈夫です。


鰹節で出汁をとった味噌汁、煮魚や焼き魚。溶き卵や豆腐。

沖縄だとチムシンジや魚汁がありますが、スープだけでも効果的です。

動物性たんぱく質が含まれるスープにはアミノ酸だけでなく、

貧血改善の鉄・ビタミンA・ビタミンB12・亜鉛も豊富に含まれています。


抗癌剤による貧血は「鉄欠乏」というわけではありません。

赤血球数が少なくなっての貧血です。

抗癌剤による造血阻害と溶血が起こるからです。

赤血球が作られにくく、しかも壊れやすいので、赤血球数がどんどん減少します。

造血にはビタミンA、溶血防止にはビタミンB12が必要です。

果実やアイスでは補えません。


抗癌剤の副作用を軽減できるのが、ビタミンCやCBDです。

水素ガス吸入や温熱療法なども効果的だと思います。


癌は突然、発症することなどありません。

ゆっくり、免疫細胞に見つからないように隠れながら生き延び、

ある程度大きくなると今度は怖いもの知らずになって大暴れします。

血液検査ではその変化が必ず出てきます。

血液検査で分かりにくい肺や腸もレントゲンや便検査でチェックできます。


なので定期的に人間ドックを受けることをお勧めします。

早期発見と早期治療が何よりも重要です。

今は3人に2人が癌になる時代。日本は癌が増加傾向です。

(他の先進国は減少傾向ですが・・・・)

だから自分は大丈夫などと過信してはいけません。


メタボ検診ではダメです。

メタボ検診は生活習慣病を目的としているので、血糖値や動脈硬化が主体。

栄養状態や貧血状態を調べる項目自体がないのです。


せめて人間ドックを受けていれば・・・と思います。

医師で人間ドックを受けず、末期がんになるケースは本当に多いのです。

「医者の不養生」という諺は、本当だなとつくづく思います。

自分で自分の健康はしっかり管理しましょう。

抗がん剤治療中にチェックすべき血液検査項目と栄養素

造血にはビタミンA ¥8640(税込)

抗がん剤治療中にチェックすべき血液検査項目と栄養素
低アルブミンにはBCAA ¥8856(税込)






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