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2015年04月18日

プロアクティブの有効成分がやっと解禁!

ニキビ専用のプロアクティブは、本場米国製品と日本製品では

内容成分がまったく異なっている事を、過去のブログで書きました。


もともとプロアクティブの有効成分は〈過酸化ベンゾイル〉です。

日本では成分自体が認可されていなかったので使用できなかったんですね。

苦肉の策で、日本販売のプロアクティブには

ピーリング作用のあるグリコール酸やサリチル酸が配合されていました。

米国製品を使っていた方だと、その違いに気づいたと思います。


米国や欧州では、ニキビ治療には「ディフェリンゲル」と「過酸化ベンゾイル」が

標準治療薬です。

日本のような抗菌剤や抗生剤は第一選択ではありません。


ディフェリンゲルに続き、やっと過酸化ベンゾイルも日本で解禁になりましたが

医薬品扱いです。

やっぱり日本製のプロアクティブには配合されませんね、残念ながら。

プロアクティブの有効成分がやっと解禁!

4月1日から処方開始になったので、院内勉強会を開いていただきました。


プロアクティブの有効成分がやっと解禁!

今日は豪勢に「うな重」です!

ディフェリンゲルは、角質層の細胞分裂を促して(ピーリング作用)

皮脂を排出しやすくしてニキビを改善します。

過酸化ベンゾイルは、殺菌作用と角質剥離作用の両方があります。


殺菌作用で、一般的な抗菌剤との違いは耐性菌を作らない事ですね。

日本国内では、抗菌剤乱用での薬剤耐性菌が問題視されていたので

耐性菌を作らない過酸化ベンゾイルは、画期的です。


炎症性の赤ニキビには、過酸化ベンゾイルが第一選択になりそうですね。

あっ!ちなみに薬剤の名称は〈ベピオ〉です。

使用方法や保管方法にも、いろいろ注意がありますよ。

皮膚科中心に処方開始になったので、

ニキビが気になる方は相談してみるといいですね。


もちろん新垣も処方開始いたします。

プロアクティブの有効成分がやっと解禁!


最終便で東京入り。

パインとゴーヤーとピーナッツ豆腐をお土産に。

もう暖かいよ〜という娘のメールに薄着で行ったら

めちゃめちゃ寒いんですが・・・・・・・。

夕方から天気が急変したらしいです。


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